歯間ブラシ、使ってますか?
- 2022年03月22日
こんにちは!竹内歯科医院です。
突然ですが皆さん、お家で歯間ブラシを使っていますか?
歯の健康は、毎日の丁寧な歯磨きがとても重要ですが、
実は歯ブラシだけでは、歯と歯の間、特に奥歯は汚れが残りやすく、
全体の約60%しか汚れを落とすことができないんです。
お口の健康を守るために、丁寧な歯磨きだけでなく、
当院では、歯間ブラシの併用をおススメしています。
歯間ブラシにもいろんな種類がありますが、その中でも特におススメしたいのが、
”CURAPROX”(クラプロックス)というメーカーのものです。
クラプロックスには、
◎1日1回、1往復で汚れを取ることができる
◎歯と歯の間の溝にある汚れまで取ることができる
◎正しい使い方で1か月間使用することができ、毛先だけ取り替えることができる
◎それぞれの歯のスペースにあったサイズを調べて、
オーダーメイドの歯間ブラシをお渡しすることができる
という特徴があります。
この特徴について、詳しくお話していきますね。
奥歯の歯の形を見てみると、歯と歯の間に上の写真のような溝があります。
この溝に汚れが溜まったまま放っておいてしまうと、
歯と歯の間から少しずつ虫歯になってしまいます。
虫歯にならないように毎回丁寧にブラッシングをしていても、
実はここは歯ブラシやフロスだけでは取りきることが難しい部分なのです。
クラプロックスは、ほかに歯間ブラシに比べてブラシの毛の部分が
柔らかく、長くなっているので、1往復させることで、柔らかく長い毛が
パラソルのように歯と歯の間を進み、汚れを絡めとってくれます。
これをパラソル効果と呼んでいます。
このパラソル効果で、歯と歯の間に溜まった汚れを取り除き、
歯茎を健康な状態に近づけることができるのです!
まだ歯周病は大丈夫…という方は、普段の歯磨きにプラスしてクラプロックスの
歯間ブラシを使用することで、歯茎を健康な状態で維持することができます。
すでに歯茎の炎症が強い方でも、この歯間ブラシを使用することで、
最初は出血が見られることがありますが、2~3日で出血はなくなり、
使っていくうちに歯茎の炎症が収まっていきます。
クラプロックスの歯間ブラシには、外科に使われている細くて強いワイヤーを
採用しているので、ナイロンの毛を長く多く植毛することができ、
それにより歯と歯の間に通しやすく、1往復で細かな汚れもかきだすことができます。
クラプロックスの歯間ブラシは、正しく使えば1か月使用することができ、
また交換するときは、毛先だけ取り外すことが可能です。
ホルダー部分がついているものと、毛先だけのもので別々に購入ができますので、
詳しくはスタッフにお声掛けくださいね。
でも、『歯間ブラシってどのサイズを使ったらいいかわからない!』
『どうやって使うのか不安…!』と思っている方もいらっしゃると思います。
せっかく使っていただくならば、
正しいサイズのものを、正しい使い方で使用していただきたいので、
当院では、ご希望の方に歯科衛生指導の中で上の図のような専用の道具を使い、
ひとりひとりの各部位に合ったサイズを測って、使い方や管理方法などをお伝えしています。
歯間ブラシに興味がある方、クラプロックスを使ってみたい方は、
スタッフにお問い合わせくださいね。
いかがでしょうか。
ぜひ普段の歯のお手入れに歯間ブラシを取り入れて、
一緒に歯茎の健康を守っていきましょう!