予防の大切さ

予防歯科では、口の中の状態を健康な状態に維持します。
虫歯、歯周病になる前に予防を中心とした治療を行っていきます。
虫歯は早期発見であればあるほど、治療回数と治療範囲が少なくなります。
もちろん治療時の痛みも少なくなります。

歯への負担を減らし、
歯を守り続ける。

一年に2、3回、定期的に口腔内全体のチェックを行います。もしその時点で虫歯が見つかれば、初期の段階で治療を行います。
治療後、もしくは虫歯がない場合は歯科衛生士によるPMTCやフッ素塗布などを行い、虫歯や歯周病の進行が起こりにくい状態を維持していきます。
痛くなったら行く。トラブルが起きてから行く。といった後手に回った対処的な治療ではなく、悪くなる前に治す。いい状態を保つ。といった口腔内もケアを行っていく事により、治療による侵襲を最小限に抑え、歯への負担をなるべく減らし生涯歯を守っていきます。 PMTC・・・超音波の器械やクリーニングのさまざまな道具を用いてバイオフィルムを除去し、歯の表面を滑らかにすることで虫歯や歯周病になりにくくする処置

PMTC
フッ素塗布

クリーニング(エアフロー)

目の細かいパウダーを吹き付ける事により、飲食物に含まれる色素やタバコのヤニなどによる着色汚れを除去します。
エアフローについて

汚れを除去する様子

定期メンテナンス

健康な歯を育て、
虫歯、歯周病から予防する。
予防歯科では定期的にメインテナンスをすることで健康な歯を育て、虫歯、歯周病から予防していくことを目的としています。
きちんとした治療を行い、定期的なメインテナンスにて自身の歯を守っていきましょう。虫歯、歯周病は97.7%予防できる唯一の疾患です。世界一を誇る長寿国、日本において自分の歯で食事ができなくなるのはとても辛いことです。予防歯科にて、自身の歯をしっかりと予防していきましょう。

当院は、厚生労働省認定の
「かかりつけ歯科機能 強化型 歯科診療所」です。

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所とは、 歯周疾患の重症化を予防し、歯の喪失リスクの低減を図る観点から、歯科医師が行う歯周基本治療等終了後の病状安定期にある患者に対する定期的・継続的な歯周病安定期治療による管理を評価する診療所のことをいいます。
現在のところ、50から100歯科医院程度に1医院しか認められていないとても厳しい基準です。
また、詳細として次の要件が挙げられます。

  1. 歯科診療所であること
  2. 歯科医師が複数名配置されていること、あるいは歯科衛生士が一名以上配置されていること。
  3. 歯科外来診療における医療安全対策に係る研修、高齢者の口腔機能管理に係る研修を受けた常勤の歯科医師が一名以上配置されていること。
  4. 歯科訪問診療科、歯科疾患管理料、歯周病安定期治療及びクラウン・ブリッジ維持管理料を算定していること。
  5. 緊急時の対応を行うにつき必要な体制が整備されていること。
  6. 当該地域において、在宅療養を担う保険医、介護・福祉関係者等との連携体制が整備されていること。
  7. 医療安全対策につき十分な体制が整備されていること。
  8. 敷地内が禁煙であること。

など、厚生労働省が定める施設基準に適合している場合に認定されます。これにより、今まで保険内でのクリーニング・メンテナンスは3か月に1回でしたが、歯周病などで歯茎の状態がよろしくない方に限り、毎月クリーニングを行うことが可能になりました。

毎月保険治療で受けられる

一番大きなメリットは、「歯周病の重症化予防のための継続的なメインテナンス『歯周病安定期治療(SPT)Ⅱ』を毎月保険治療で受けられるようになる」ことです。※歯周病の「治療」でなく「予防」です。「歯周病安定期」の状態である必要があります。
これまで、同様の治療(歯周組織の状態を維持するためのプラークコントロール、歯周病検査、口腔内写真検査、スケーリング、スケーリング・ルートプレーニング、咬合調整、機械的歯面清掃等)を定期的に受けると、自費で10,000円程度がかかっていたものが保険適用されるため、約3,000円程度で受けられるようになります。

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0547-35-4618
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